映画

不死身ラヴァーズ

両思いになると存在が消えてしまう“理想の相手”と、何度でも恋に落ちる女性の直球で切ない愛を描いた青春ラブロマンス。松居大悟監督のもと、見上愛と佐藤寛太が共演。

「ちょっと思い出しただけ」などの松居監督が原作に出会ってから10年以上も企画を温め続けた青春ラブストーリー。原作は「進撃の巨人」の諫山創のアシスタントを経て漫画家デビューした高木ユーナによる同名コミック。初の映画単独主演を果たした見上は、唯一無二の透明感とパワフルさで、ヒロイン・りのを全力で体現。佐藤が演じる“運命の相手”じゅんが、消えるたび別人としてヒロインの前に現われるというのがミソで、種明かしされる終盤にも驚かされる。りのを見守る役どころの青木柚、前田敦子も魅力的だ。