映画

キリエのうた

岩井俊二が監督し、アイナ・ジ・エンドが主演した音楽ドラマ。歌うことでしか“声”が出せない路上ミュージシャン、キリエ。彼女を軸に、男女４人の人生が交差していく。

「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」の岩井監督と音楽の小林武史がタッグを組んだ要注目作。主人公キリエを演じるのは、伝説的グループ・BiSHを経て、現在はソロとして活躍するアイナ・ジ・エンド。劇中では主題歌・カバー曲を含め、圧巻の歌声を披露する。物語は石巻、大阪、帯広、東京と、場所と時を行き来しながら展開し、まるでパズルのピースが合わさるようにキリエの過ごしてきた日々が浮かび上がる。過去の岩井作品に参加した出演者陣や豪華ミュージシャンたちの登場にも注目だ。