映画

猫が行方不明

迷子になった愛猫を捜して愉快な珍騒動が展開。第４６回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、フランスの人気監督Ｃ・クラピッシュの出世作となった長編第３作。

パリに住む若い女性が飼い猫を他人に預けてバカンスに出かけている間に、猫が行方不明に。かくしてパリを舞台に、周囲の多くの人々を巻き込みながら、下町人情あふれる愉快な猫の探索劇がスタートすることに。「青春シンドローム」に次ぐクラピッシュ監督の長編第3作となる本作は意外なヒットを記録して、第46回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。日本ではこれが彼の初の劇場公開作となった。主役に抜擢されたG・クラヴェルが初々しい好演を披露。共演は、クラピッシュ作品の常連R・デュリスほか。